30000系とは、大阪市交通局が10月に投入を発表した谷町線用の新型車両です、現在老朽化が進んで来ている30系(新30系)を置き換える為に来年度の3月から営業運転を開始しました、車内は現在の主力車両である22系(新20系)をベースとし、LCD(液晶式次駅案内装置)の設置、方向幕をLEDにするなど、最新技術を取り入れています。
車両は公式発表前の6月から、既に近畿車輛で製造され公式発表時にはイメージ画像ではなく、森之宮で撮影された実車の写真が使用された。
2010年7月現在は4編成24両が在籍している。
2編成目となる32602Fから少し仕様が変わった(前面行き先LEDのフルカラー化、台車点検弁の露出、開閉予告ランプの位置変更、つり革の優先座席付近黄色化、車内
の蛍光灯の接続部カバーの変更など)ため試作編成である32601Fも同様の改造が行われた。
22系(新20系)との主な相違点
車内にLCDモニターの設置
VVVFインバータのIGBT化
蛍光灯カバーの廃止
新型台車の採用
方向幕のLED化

ブレーキ系統の改良

冷房装置の薄型化

連結部の引き戸の大型化
座席のバケットシート化
座席中央にセンターポールを設置
ドア上部に開閉予告ランプを設置

など
30000系の新たな特徴
車体
車体は継ぎ手の少ない滑らかなデザインで仕上げられており、全体的にすっきりとしたデザインに仕上がっています。
前面は、東京メトロ半蔵門線の08系を彷彿とさせるデザインで、スマートな仕上がりに。
帯は従来の白と紫の2色のサンドから、紫、白、薄紫の3色サンドになりデザインも鮮やかに。
側面には号車番号を表す数字がはいり車版記載位置も車体真ん中寄り下側から車体の後方上側に。
車内
車内は新20系を基本としているが、座席下のヒーター装置が小型化され、車内を広く見せるため、座席下のスペースがオープンになり全体的に広い仕上がりとなっています
。冷房装置の薄型化により、これまで車内両端の出っ張って低くなっていた天井がフラットになりました、座席をこれまでの7人掛けから6人掛けになり1人あたりの座席幅が向上しました。

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